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聖書とユダヤ人

聖書の根本的な教え、復活と永遠の命についての解説

アメリカという国 その5 最終章

日本の皆さんは、かつての中国が精神的にも道徳的にも宗教的にも優れた国であったことを知っています。
その昔、日本は中国から仏教や孔子老子などの優れた教えを受け入れました。


なかでも、三蔵法師がインドから持ち帰った教えについては、日本はその真髄を「般若心経」として大切に保持しているのです。


驚くべきことに、この「空」という思想は、もはや中国には無くなっているそうです。
三蔵法師が命懸けで中国に持ち帰ったはずの教えは、中国国内では廃れてしまいました。
「般若心経」さえも残っていないそうです。


もちろん「空」の思想は韓国や朝鮮にはありません。日本にしか、この教えは残っていないのです。
日本人の思想、文化に大きな影響を与えたとされる、「空」の思想は禅の中心的な思想でもあります。


日本人の持つ「空」の感覚、つまり人間の思想や知恵を崇めずに、むしろそれらを五蘊とし、己をむなしくし、自然と調和して生きる教えは、日本にしか残っていないのです。


このことがどれほど重要な意味を持つか、日本人でも気づいている人は少ないです。


そして、今では中国はかつての中国ではなくなってしまいました。
現代の中国は、道徳的にも精神的にも荒廃してしまっているのは、皆様もご承知の通りです。
もはや、元の中国に戻ることは不可能でしょう。



中国人は、イギリスによりアヘン漬けにされてから、かつての中国人ではなくなりました。
重要なことは、中国でかつては盛んだった「空」の教えが、今では日本に引き継がれているということです。


人類最大の教養とも言うべきこの教えは、唯一、西洋文明の根幹であるグノーシス思想に対抗しうるものであり、西洋文明へのアンチ・テーゼになり得る思想です。



どう考えても、日本は今後もこの教えを守っていく唯一の国であると思われます。


皆さん、もはや中国は日本が学ぶべき教えを保持していない国であることを理解してください。
そして、日本はもうすでにその教えを保持し、これからも守っていかねばならない立場であることを悟っていただきたいのです。


日本と中国とが仲良くできたのは、アメリカという国が誕生する前の時代までのことなのです。
このことも、しっかりと心に留めておいていただきたいのです。


アメリカは、かつてのイギリスと同様に、中国に対しては涎が出るような渇望と欲望の目で見ていることを、日本の人たちは、もっと理解すべきなのです。


日本がそのようなアメリカの考え方を理解できないのは、日本があまりにも善だからです。
もちろん善なることは良いことですが、鳩のような純粋な心を持っているだけではどうにもなりません。
純粋な心と同時に、鋭い洞察力も身につけなければ、まんまと騙されて、結局生き残ることが困難な状況に陥ってしまいます。


日本に必要なのは、深い洞察力と、相手の気持ちを理解する、という大人の仕業です。