聖書とユダヤ人

聖書の根本的な教え、復活と永遠の命についての解説

民主主義というものの本質 その7

食べ物には、色々なものがあります。


その中でも「穀物」というものは、独特の性質を持っています。
長期間の保存に耐えることが出来る、というのが穀物の一番の特徴です。

小麦でも玄米でもそうですが、きちんとした貯蔵庫にしまっておけば数年間もの間、腐らずに保管しておくことが可能です。


よくよく考えてください。
こんな食料は、穀物くらいなのです。


肉でも魚でも野菜でも果物でも、時間が経てば腐ったり枯れたりするからです。


人は、パンやご飯、そして塩と水があればしばらくは生きていけるそうです。

これら、人の生命にとって大切な食料の代表が穀物と言えるでしょう。

ですから、どんな国であっても、大切な穀物の自給だけは自前で行なわなければならないのです。


もしこれを他国からの輸入に頼ってしまうと、取り返しのつかない事態に陥る可能性があります。


皆さんはご存知でしょうか。
ユダヤ人なら誰でも知っている旧約聖書のヨセフの話を。


ヨセフは奴隷のような身分でエジプトに渡りましたが、穀物を戦略物資として利用する方法により、ファラオの側近にまで上り詰めた人物です。


ユダヤ人なら、誰でも食料、特に穀物の重要性については知っているのです。
ヨセフの物語は、旧約聖書の中でも、超有名な箇所だからです。


しかし、日本人をはじめとして聖書に縁のない国民は、穀物を戦略物資として使って、他国をコントロールする、などという発想自体がないのです。


そのため、これを自国でまかなえないことの危険性について、鈍感になっていると思います。


続く。