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聖書とユダヤ人

聖書の根本的な教え、復活と永遠の命についての解説

石が叫ぶ

これは聖書に記述された、イエスがエルサレム神殿に入場するときにあった出来事です。



★ルカ福音書 19:36〜40
そして進んで行かれると、人々は自分たちの上着を道に敷いた。
いよいよオリブ山の下り道あたりに近づかれると、大ぜいの弟子たちはみな喜んで、彼らが見たすべての力あるみわざについて、声高らかに神をさんびして言いはじめた、
「主の御名によってきたる王に、祝福あれ。天には平和、いと高きところには栄光あれ」。
ところが、群衆の中にいたあるパリサイ人たちがイエスに言った、「先生、あなたの弟子たちをおしかり下さい」。
答えて言われた、「あなたがたに言うが、もしこの人たちが黙れば、石が叫ぶであろう」。



この時、イエスには大勢の弟子がいて、イエスを王として賛美していたのでした。もちろん、ユダヤ人の王として賛美していたわけです。

ところが、群集の中にいたパリサイ人(ファリサイ派)の人たちは、イエス自身に向かって、この弟子たちの叫びをやめさせろと忠告したようです。


どういう意図でファリサイ派が、この大勢の弟子たちの賛美をやめさせようとしたのかは聖書には書かれていません。


しかし、イエスはファリサイ派の人たちへ、こう答えました。

「あなたがたに言うが、もしこの人たちが黙れば、石が叫ぶであろう」。


多くの人たちは、このイエスが口にした「石」ということについて、あまり興味を持たないし、何について「石」と言われたのかについても興味がないようなのですが、僕はこの「石」に大変興味をひかれました。


実際、この後イエスは十字架で処刑されることになり、ファリサイ派たちによって、イエスの弟子たちは迫害を受けることとなります。
つまり、彼らの賛美はファリサイ派サドカイ派、ヘロデ一派たちによって弾圧されることとなりますが、するとどうなったでしょうか?


イエスの教えはユダヤ人という枠を超えて、多くの異邦人(ユダヤ人以外の民)がイエスを賛美するようになったのです。

ですからイエスが言われた言葉

「あなたがたに言うが、もしこの人たちが黙れば、石が叫ぶであろう」 は成就したのです。


今、まさにユダヤ人たちはイエスを賛美できなくなっていますが、その代わりに「石」が叫んでいるわけです。
この意味、おわかりになられたでしょうか?