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聖書とユダヤ人

聖書の根本的な教え、復活と永遠の命についての解説

ユダヤ人にとっての「悔い改め」

新約聖書において、「悔い改め」というキーワードは頻繁に登場してくる言葉です。
そのため、クリスチャンにとって「悔い改め」という言葉は馴染みの言葉でしょう。


ところが、ユダヤ人にとって「悔い改め」という言葉は、馴染みのない言葉です。
このことを、ご説明したいと思いました。


彼らにとっての聖書とは、クリスチャンにとっての旧約聖書であり、合計三十九の書からなります。
この三十九の書をまとめてタナハと彼らは呼びます。


このタナハと呼ばれるヘブライ語聖書は、大きく三つの区分に分けられます。
★タナハの三つの区分(律法書、預言書、諸書)


このうち、最も彼らが読んでいる書物が「トーラ」とか、「モーセ五書」と呼ばれている律法書です。
トーラ=創世記、出エジプト記レビ記民数記、申命記。


さて、新約聖書においては「悔い改め」という言葉が頻繁に出てきていると書きましたが、彼らユダヤ人が最も親しんでいるトーラにおいては、「悔い改め」という言葉は一度も登場しないのです。


タナハ全体では、トーラ以外の書であるイザヤ書、エゼキエル書などに数箇所登場しますが、普通のユダヤ人は、ほとんど預言書などは読んでいないのです。


このため、ユダヤ教を信じるユダヤ人が、「悔い改め」ということに価値を見出したり、重要視するようになることは、現時点では、かなり難しいことだろうと感じます。