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聖書とユダヤ人

聖書の根本的な教え、復活と永遠の命についての解説

イスラム教とユダヤ教

イスラム教においても、ユダヤ教においても、その根本に旧約聖書があることは、多くの人に知られています。


しかし、実際にはイスラム教においてはクルアーンコーラン)が最も重要視されています。
イスラム教においては、旧約聖書は不完全な書物である、とされているのです。
(このことは、既に書きましたね。)


イスラム教徒においては、アブラハムの契約を受け継ぐ息子はイシュマエルです。
しかし、ユダヤ教徒においては、アブラハムの契約を受け継ぐ息子はイサクです。


このことが何を意味しているのかを簡単にご説明いたします。


ユダヤ人もアラブ人も、もともとはアブラハムという共通の父から生まれた兄弟です。

アラブ人は、アブラハムの息子であるイシュマエルの子孫です。
ユダヤ人は、アブラハムの息子であるイサクの子孫です。

ここで、どちらが正統なアブラハムの子孫であるか、という問題が発生してくるのです。


イシュマエルはアブラハムの長男ですが、妾ハガルから生まれた息子です。
イサクは、アブラハムの次男になりますが、正妻サラから生まれた息子なのです。


旧約聖書には、アブラハムの契約を受け継ぐ息子は正妻の子イサクであることが書かれていますが、
アラブ人は旧約聖書の記述を信用していません。


彼らのクルアーンコーラン)によれば、アブラハム契約を受け継ぐのは『アブラハムの息子』としか書かれていないからです。
このため、アラブ人は、長男イシュマエルこそがアブラハムの契約を受け継ぐ息子であると固く信じているのです。