聖書とユダヤ人

聖書の根本的な教え、復活と永遠の命についての解説

カトリック教会とプロテスタント教会の違い その2

カトリック教会では、ミサ聖祭ということが行われています。

では、『ミサ聖祭』とは、いったいどんなことでしょうか。


『ミサ聖祭』とは、なんと『生贄の儀式』のことなのです。
ほとんどの日本人は、このことを知らないのではないでしょうか?


イエスが生贄の子羊として、神に献げられました。
イエスは、ご自身が生贄の子羊であるという自覚を持っていました。




ミサ聖祭



以下は、最後の晩餐におけるイエスの言葉です。


 ★ルカ福音書 22:19
 それから、イエスはパンを取り、感謝の祈りを唱えて、それを裂き、使徒たちに与えて言われた。
 「これは、あなたがたのために与えられるわたしの体である。 わたしの記念としてこのように行いなさい。


イエスは、パンというのは自分の体だ、と言っています。
これには、説明が必要ですね。


ユダヤ教においては、『和解の献げ物』という生贄のやり方があり、これは、神と人とが和解するために行われ、献げられて殺された生贄の肉は、皆で食べるのです。


つまり、イエスは自分のことを「和解の献げ物」として献げられる子羊のようなものである、ということを言っていたわけです。


先にあげた『ルカ福音書』におけるイエスの次の言葉、
「わたしの記念としてこのように行いなさい。」

という戒めを、カトリックでは忠実に守るべき重要なことと考えて、毎日、
この記念の儀式を御聖堂(おみどう)の祭壇において行っているのです。


最後の晩餐におけるイエスの役は、司祭と呼ばれる神父が行います。
種無しパンである白いホスチアを司祭は掲げて、祈り、このパンはイエスの体であるという信仰のもとに、会衆の皆が、パンの一片であるホスチアを口にするのです。


これが、「ミサ聖祭」と呼ばれているものです。
「ミサ聖祭」は、イエスの十字架による犠牲を記念し、皆に思い起こさせるものです。


日曜日は、主イエスの復活記念日ですから、皆が教会に集い、大勢で、この「ミサ聖祭」に参加するわけです。


これがカトリック教会で行われていることです。
ですから、聖書を教会に持っていく必要はないわけです。
カトリック教会で行われているのは、主イエスの体としての種無しパンを皆で食べ、神との和解をはかる『儀式』なのです。