聖書とユダヤ人

聖書の根本的な教え、復活と永遠の命についての解説

『大イスラエル』構想 - Greater Israel - について

旧約聖書という書物があります。
これはユダヤ人に対して書かれたものです。


その旧約聖書の中に、神からユダヤ人へ与えられた領土として、
おおよそエジプトからユーフラテス川までの範囲が書かれています。
この範囲を指して、「大イスラエル」とか「約束の地」と言うのです。


これは広大な領土であって、この範囲内にはレバノン、ヨルダンは完全に含まれ、
現在のエジプト、シリア、イラクサウジアラビア、トルコの土地の一部も含まれます。



■『 大イスラエル 』- Greater Israel



約束の地


旧約聖書の記述を信じるという立場に立つならば、
これらの土地は、神からユダヤ人に与えられたわけですから、
現在、他民族が占有していることはおかしい、ということになるわけです。


シオニズムを正当化させる根拠として、この旧約聖書の言葉は絶大な効力を持ちます。

現在から数百年の後、シオニストは、この「大イスラエル」を必ず実現させるでしょう。
そのためには、イスラエル人がパレスチナ人やアラブ人を追放したり、虐殺を行うことは避けられないのです。
パレスチナ人を追放した後には、レバノン、シリア、ヨルダンが次の標的になるでしょう。
このように、「大イスラエル」が完成するまでは、中東に平和はやってこないのです。


「大イスラエル」が完成したならば、世界中のユダヤ人が入植することが可能になり、
「大イスラエル」の領土内に、強制的に集められることになるでしょう。


ただし、念のために書いておきますが、この「大イスラエル」を盲信しているようなユダヤ人は一部の人たちであり、イスラエルでも右派とか極右と呼ばれている人たちです。