聖書とユダヤ人

聖書の根本的な教え、復活と永遠の命についての解説

永遠の命と復活について その8

すべての物は、「命」と「死」との両者から関与を受けて存在しています。

否、はっきりと「存在している」と言える状態ではない状態で存在しているのです。

物質には、瞬間瞬間に、「命」と「死」とが交互に関与していますから、
物質は「在る」とも言えるし、「無い」とも言えるわけです。


もし物質が、本当の「存在」であったなら、風化ということもないし、減ることもなければ増えることもないのです。

この世界のすべての物が「命」と「死」、いいかえれば「存在」と「無」により成り立っています。
コンピュータの仮想現実の世界は、1(存在)と0(無)との数限りない組み合わせによって、あらゆる物を表現します。
これは、実際の世界の成り立ちに、とても近いあり方だと言えると思います。


物質、つまり今、わたしたちの目の前に見えている物はすべて、常に風化し、常に変化しているのです。
その変化が微量でスピードが速いために、わたしたちにはそのことが感じられずに、物が存在しているように思えるのですが、
物は瞬間瞬間に存在したり、消えたりしている、というのが本当のことなのです。


これは蛍光灯の光に例えると分かり易いかもしれません。
蛍光灯の光は速いサイクルで、点いたり消えたりを繰り返しており、それが人の目には、ずっと点灯しているように見えるのです。


つづく