聖書とユダヤ人

聖書の根本的な教え、復活と永遠の命についての解説

旧約聖書について-その7 ヨシュアの大虐殺

モーセはエジプトの地からイスラエルの民を率いて、神が約束してくださったカナンの地(現イスラエル)を目指しました。
しかし、結局モーセは、カナンの地に足を踏み入れることが出来ずに死んでしまい、リーダーとしての座はヨシュアに引き継がれました。


イスラエル民族のリーダーを引き継いだヨシュアは、すでにカナンの地に住んでいた先住民や、カナン周辺の諸民族を、
根絶やしにするまで殺害し尽くしました。いくつかの例外はあってもです。
ヨシュアの戦争は、本当に何から何まで滅ぼしつくす戦争です。
相手の民族、イスラエル以外の民族を非情なまでに根絶やしにしないではおかないのです。

これはどういうことなのか、ご説明いたします。
つまり、通常の場合、戦争というものは、相手の領土を奪い、財産、奴隷などを更に戦利品として奪うものですが、
ヨシュアの戦争は、敵の兵士を皆殺しにするだけではなく、女子供、奴隷、果ては家畜までも殺し尽くすのです。
そして財産があっても焼き尽くします。もし、敵の財産をこっそり隠して着服するイスラエル人がいたなら、同胞であっても
そのイスラエル人を殺します。このように、ヨシュアの戦争は、この世からカナンの地の周辺に住んでいた民族の
痕跡さえも消し去ろうとする戦争なのです。


ヨシュアの戦争の『目的』が、そもそも完璧な他民族の抹殺です。相手を容赦するつもりなどは最初からありません。
この「ヨシュアの戦争」について知っていないと、現在のユダヤ人の思想についても、到底理解は不可能だと思われます。