聖書とユダヤ人

聖書の根本的な教え、復活と永遠の命についての解説

旧約聖書について-その5 モーセ

モーセについては、書きたいことが現時点でも沢山ありますが、
とりあえず、生贄につながってくるポイントだけを押さえて以下に書きます。


モーセナイル川へ投げ入れられて殺されるはずのヘブライ人の子供でしたが、
数奇な運命によりエジプトの王女に育てられることとなり、その後エジプトで大いなる地位を得ます。


しかし、ある日のことモーセは、同胞であるヘブライ人が奴隷のようなひどい
労働条件のもとで鞭打たれているのを見て、同胞愛にかられてたまらなくなり、
そのエジプト人の監督を殺してしまいました。


しかし、ヘブライ人たちはモーセの気持ちを理解できず、モーセのことを
エジプトのファラオの仲間と、そのときはまだ考えていたのでしょうか、
かえってモーセに反発したのです。


そのうえ、モーセのおこなったエジプトへの背信行為ともいえる殺人について、
ファラオが知ることとなったため、モーセは同胞ヘブライ人とファラオとを恐れて
エジプトからミディアン人の地に逃げ、その後、40年間、その地で羊飼いとして暮らしたのでした。


しかし、平和に暮らしていたモーセは、40年後に、神からの直接の接触を受け、イスラエルの民(ヘブライ人)を
エジプトから脱出させて、イスラエルの先祖アブラハムに約束したカナンの地へと連れ戻ることを命じられたのでした。