聖書とユダヤ人

聖書の根本的な教え、復活と永遠の命についての解説

旧約聖書について-その4 エジプトのヘブライ人

さて、ここでユダヤ人の歴史をまったく知らない、という方のために、少し前置きとして書いておきます。


ユダヤ人の祖先、ヤコブの12人の子供の一人に、ヨセフという人がいました。
このヨセフは、数奇な運命の末、エジプトで高い地位を得ました。
その当時、ヤコブ一家は、ヨセフ以外全員がカナンの地に住んでいたのですが、飢きんのため、
ヤコブの親戚は、ヨセフを頼ってエジプトへ移り住んだのです。


そして長い年月が経ち、エジプトでヘブライ人(ユダヤ人のこと。エジプト人は当時、ヨセフの家系の民族であるエジプトのイスラエル人をこう呼びました)は非常に数が増えました。
そのため、ヨセフを知らない世代のエジプトの王は、ヘブライ人が男の子を産んだなら、すべてナイル川に投げ込め、という非道な指令を出しました。また、ヘブライ人を奴隷のように苦しい労働に就かせたのです。